心因性の書痙の治療方法でお悩みの方へ
心因性の書痙はストレスが影響して脳が誤作動を起こし、字を書く運動の調節が上手く出来なくなってしまった症状と考えています。
茨城県結城市にあります整体ゆいの樹では、原因となっているストレスを特定し書痙を改善させる治療方法を提供しています。
1.書痙の原因は?
書痙は局所性ジストニアと呼ばれるものの1つで、主な症状は意識しない動きが首や手などで起きてしまう事です。
はっきりとした原因は分かっていませんが、ストレスの信号を受ける大脳基底核(だいのうきていかく)という部分が過剰に反応していると考えられています。
また発症しやすい方の傾向が「①ストレスのかかる環境に置かれている②反復動作が多い③性格」であることから、ストレスが関わっている可能性が高いことは分かっています。
当院では書痙は、
『ストレスの影響で脳が誤作動を起こし、字を書く運動の調節が上手く出来なくなった』
と考え、それを調節する治療方法を提供しています。
2.書痙の治療方法は?
では、ストレスの軽減が書痙の改善につながるかというと、必ずしもそうではありません。
書痙の治療方法で大切なことは、
『どんなストレスが書痙を起こす原因になっているかを特定すること』です。
同じ環境に置かれても反応は人それぞれ違います。生まれ持った性格だけでなく、これまでの経験の記憶や、無意識に作っている自分への決め事・ルールなどがストレスの根幹である可能性があります。
当院で提供している治療方法は、この記憶や決め事・ルールをキーワードを記したチャートと、筋肉の反射テストを用いるのが特徴的です。
3.治療方法の流れ
患者様の状態により変わることはありますが、基本的な治療方法の手順は次の通りです。
①問診
いつから発症したかや経過、どの場面で発症するかなどを確認します。
②体の神経バランスの調整
体の神経バランスを調整する際には、アクチベーターという器具を使います。
アクチベーターを使用することによって、体の神経の働きを整え、筋肉や関節が動きやすい状態にすることが可能です。
③脳の誤作動の調整
実際に字を書いて症状が再現されるか確認します。
その後、チャートと筋肉反射テストを使って症状に関係する原因を検査し、特定されれば優しい振動刺激で調整します。
原因は複数あることが多くみられるため、検査と調整を何度か繰り返すことになるでしょう。
調整が終了したら改めて字を書いて、症状が改善されているか確認します。
4.通院について
①通院回数
発症から1年ほど前の方で10回前後、それ以上前からになりますと15回前後くらいが通院回数の目安になります。
治療効果は個人差がありますので、前述の通院回数は1つの目安としていただければ幸いです。
②通院ペース
最初の2週間は週2回、次の週からは週1回をご提案させていただいております。症状が良好になってきたら、通院ペースを2週間に1回へと変更することも可能です。
患者様の状況で通院ペースは変わりますので、しっかり話し合いをして決めていきたいと考えております。
5.通院前にお願いしたいこと
他の病気の可能性もありますので医療機関で専門的な検査を受けていない方は、脳神経内科の受診をお願い致します。
検査の結果、異常が認められない場合は書痙が疑われますので、当院へご相談下さい。
6.最後に
心因性の書痙はリハビリや注射、投薬をしても中々改善せず治療方法をどうして良いかお困りと思います。
当院の提供している治療方法で、患者様のお悩みの解決になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。